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防災安全合わせガラスで防災対策!
『台風』『地震』『衝突事故』などの被害を抑える防災安全ガラスを紹介します。
2025.01.08
防災安全合わせガラスとは?
防災安全合わせガラスは、2枚のガラスの間に合成樹脂製の中間膜を挟み、熱と圧力で圧着する構造を持っています。この構造により、高い耐貫通性を実現し、破損時でも破片が飛び散りにくい特徴があります。
このガラスは、台風や地震といった自然災害時に、窓ガラスの破損による二次被害を防ぐために設計されています。また、防犯性能にも優れており、侵入者がガラスを破るのを困難にすることで、防犯対策としても有効です。
さらに、紫外線をカットする効果があるため、室内の家具や床の色あせを防ぐことができます。加えて、防音性も備えており、外部からの騒音を軽減する効果もあります。
防災安全合わせガラス
2枚のガラスの間に、合成樹脂の中間膜を挟み、強力に接着したガラスで、中間膜の厚さが60mil(約1.52ミリ)以上のものを
『防災安全合わせガラス』と呼びます。
防犯ガラスよりもさらに厚い中間膜が、台風などの暴風による飛来物の貫通を防ぎ、ガラスに開口が生じにくく風雨が侵入しにくいため、在宅避難を可能にします。
発生を防ぐことのできない自然災害
地震大国であるわが国には、もはや地震が起こらない地域はないとまで言われており、台風も毎年のように襲来しています。近年では局地的な豪雨や、竜巻などによる被害も増えており、いつどこでどのような自然災害が発生するか全く予想できない状況となっております。
その発生を防ぐことができない自然災害ですが、発生したときに、いかに被害を最小限に止めるかを考えておくことが重要となってきています。
ガラスの危険性
窓ガラスは、雨や風、不快な外気から守ってくれるだけでなく、光を採り入れたり、周囲の景観を楽しんだりと、私たちの居住空間に快適さを与えてくれるものです。
ところが、地震や台風などの災害時に、衝撃や強風、飛来物などでガラスが割れ破片が飛散すると、ケガや事故の原因となります。更には、避難の妨げになったり、甚大な二次災害をもたしたりする可能性もあります。
また、日常の暮らしの中での不慮の事故によって、割れたガラスで思わぬケガを負うことも少なくありません。
ガラスの安全対策
割れたガラスはとても危険なものですが、残念ながら割れないガラスはありません。しかし、割れにくい、割れても破片が飛び散らないなど、防災や安全を考えたガラスがあります。
万が一の災害や人災に備えて「防災安全合わせガラス」を使用すれば、被害を最小限に止めることができるのです。
防災安全性
防災安全合わせガラスは、以下のような特徴を備えています。
まず、耐貫通性に優れており、台風や地震などの災害時に飛来物や衝突物がガラスを貫通しにくい構造となっています。また、特殊フィルムの強力な接着力により、ガラス破損時でも破片の飛散を抑制し、安全性を確保します。
さらに、ガラスが割れても窓枠からの脱落を防止する設計が施されており、被災後も部屋を安全に使用することが可能です。このように、日常的に高い防災安全性を維持しており、いつどこで発生するかわからない自然災害に対して、常に備えることができます。
防犯性能
防災安全合わせガラスは、防犯性能の高い建物部品として、官民合同会議で定められた基準をクリアしています。そのため、高い信頼性と性能を誇ります。
このガラスは、侵入者が用いる主な手口に対する対策が施されています。まず、「こじ破り」に対する防犯性能を備え、工具などでガラスを破る行為を困難にします。また、「打ち破り」への対策として、ガラスの強度を高め、物理的な破壊を防ぎます。さらに、「焼き破り」にも対応可能で、高温への耐性を持つことで、焼き破りによる侵入を抑止します。
これらの特長により、防災安全合わせガラスは、自然災害だけでなく、防犯対策にも非常に効果的です。
紫外線カット
防音効果
防災安全合わせガラスは、紫外線を99%以上カットする性能を備えています。これは、樹脂中間膜が紫外線を効果的に遮断することで実現されています。
この特性により、室内の家具や床が紫外線によって色あせるのを防ぐことができます。また、紫外線による肌への影響を軽減し、お肌の日焼け防止にも寄与します。
さらに、紫外線以外の可視光線による影響も考慮されており、室内環境を快適に保ちながら、日常生活への負担を軽減する設計となっています。
防災安全合わせガラスには、防音性能を向上させるために防音特殊フィルムが使用されています。このフィルムは中間膜に防音効果を持たせており、外部からの騒音を効果的に遮断します。
また、「コインシデンス効果」と呼ばれる特定の周波数帯域で遮音性能が低下する現象を抑制する設計が施されており、幅広い音域で安定した防音効果を発揮します。
さらに、ガラスの厚さに応じた遮音等級を実現しています。呼び厚さ6ミリのガラスでは「T-2等級」相当の防音性能を、呼び厚さ8ミリのガラスでは「T-3等級」相当の防音性能を提供します。これにより、用途や環境に応じた高い防音性能が得られます。
防犯合わせガラスを割ってみました!
以前、防犯合わせを実験で割ってみた記事を掲載しております。
こちらも参考に見ていただけると嬉しいです♪(画像をクリック)
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