ガラスのデパート

説明

構造図

防災安全合わせガラスとは…

「防災安全合わせガラス」とは、2枚の板ガラスの間に合成樹脂の中間膜をはさみ、熱と圧力で圧着した合わせガラスで、
その中間膜が60mil以上のものを言います。
2枚のガラスが強力に接着されているので、耐貫通性に優れ、破損しても破片がほとんど飛び散りません。
防犯や防音性にも優れ、経年劣化もほとんどないのでメンテナンスも不要なガラスです。

ガラス破損による被害を軽減

ガラス破損状況

フロート板ガラスを防災安全合わせガラスに交換することで、被害は軽減されます。

台風・強風の被害軽減

台風や強風により飛来物があたっても貫通しにくい。

地震の被害軽減

家具が当たって割れても破片が飛び散らない。

人体衝突の被害軽減

ぶつかっても破片で大きなけがをしない。

発生を防ぐことのできない自然災害

地震大国であるわが国には、もはや地震が起こらない地域はないとまで言われており、台風も毎年のように襲来しています。
近年では局地的な豪雨や竜巻などによる被害も増えており、いつどこでどのような自然被害が発生するか全く予想できない状況となっております。
自然災害が発生したときに、いかに被害を最小限に止めるかを考えておくことが重要となってきています。

ガラスの危険性

窓ガラスは、光を採り入れたり、周囲の景観を楽しんだりしながらも、雨や風、不快な外気から私たちを守り、居住空間に快適さを与えてくれるものです。
ところが、地震や台風などの災害時に、衝撃、強風や飛来物などでガラスが割れ破片が飛散すると、ケガや事故の原因となります。更には、避難の妨げになったり、甚大な二次災害をもたらしたりする可能性もあります。
また、日常の暮らしの中での不慮の事故によって割れたガラスで、思わぬケガを負う可能性もあります。

ガラスの安全対策

割れたガラスはとても危険なものですが、残念ながら割れないガラスはありません。
しかし、割れにくい、割れても破片が飛び散らないなど、防災や安全を考えたガラスがあります。
発生を防ぐことのできない自然災害に備えて「防災安全合わせガラス」の採用をおすすめします。

避難所にも「防災安全合わせガラス」を

万一、災害が発生した場合には、地域の小・中・高等学校、公民館や集会所が避難場所として利用されています。
その避難場所のガラスが破損してしまい、雨風をうぃしのぐことができない、また飛散したガラスが危険であるため、その施設が利用できないといったこともあります。
災害発生時の危険性の低減以外に、災害発生後の避難場所としての機能を確保する為にも、割れてもガラスの飛散・脱落・貫通が起こりにくい「防犯安全合わせガラス」の採用をお勧めします。

各種ガラスの安全性比較