グレー色ガラス
種類
フロート板ガラス
フロート板ガラス
熱線吸収ガラスとは?
熱線吸収ガラス(ねっせんきゅうしゅうガラス)とは、太陽の熱エネルギー(赤外線)をガラス自体が吸収することで、室内への熱の侵入を抑える機能性ガラスです。
【ポイント】
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ガラスに金属酸化物(主に鉄・ニッケル・コバルトなど)を添加して製造されます。
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吸収した熱は、ガラス表面から外側・内側の両方に放射されますが、内側への熱の侵入を抑える効果があります。
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主に日差しの強い場所(南・西面の窓やビルのファサード)に使われます。
日射熱カット性能
グレー色は、可視光をある程度透過しながらも、赤外線(熱エネルギー)を効率よく吸収します。
性能項目 | 一般フロートガラス(透明) | 熱線吸収グレーガラス(例:6mm) |
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可視光透過率 | 約 88% | 約 45〜55%(製品による) |
日射熱取得率 | 約 84% | 約 50〜60%(製品による) |
まぶしさを軽減
直射日光のまぶしさを柔らかく拡散させ、室内を落ち着いた明るさに保ちます。オフィスやリビングなどに最適です。
外観の美しさ
グレー色は反射が控えめで上品な印象を与えるため、住宅や商業施設、学校・病院など幅広い建築に使われています。