樹脂ガラス
種類
ポリカーボネート・樹脂アクリル
樹脂ガラスとは?
樹脂ガラスは、見た目や透明度がガラスに似ている「プラスチック(樹脂)」製の板材のことを指します。
ガラスに比べ重さは半分以下、割れにくく万一割れても飛散しにくい為安心です。
吸湿による反りがほとんどありません、硬質の環境にも強い為、浴室などの水廻り用途にもご使用いただけます。
主な種類と特徴
種類 | 特徴 | 用途例 |
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アクリル板(PMMA) | ・高い透明度(ガラス以上の光透過性)・軽量で割れにくい・加工しやすい | 看板、展示ケース、窓、間仕切り |
ポリカーボネート板(PC) | ・非常に強靭(ガラスの約250倍の強度)・やや黄変しやすい・耐衝撃性◎ | 防犯窓、飛散防止カバー、ヘルメット |
樹脂ガラスと普通のガラスの違い
比較項目 | 樹脂ガラス | 普通のガラス |
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割れやすさ | 割れにくい(しなやか) | 割れやすい(衝撃に弱い) |
重さ | 軽い | 重い |
紫外線劣化 | 一部素材は黄変・劣化しやすい | 劣化しにくい |
傷つきやすさ | 傷つきやすい(柔らかい) | 傷つきにくい |
透明度 | アクリルは非常に透明 | 通常のガラスより高い場合も |
メリット・デメリット
✅ メリット
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軽くて扱いやすい
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割れにくく安全
⚠ デメリット
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表面が傷つきやすい
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素材によっては紫外線で黄変・劣化
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高温に弱い(耐熱温度:60~120℃程度)
よく使われる用途
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建材(窓、屋根パネル)
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家具・インテリア(棚、仕切り)
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店舗什器(ショーケース、POP)