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アクリルとポリカーボネートの違い
アクリルとポリカーボネートの違いについて徹底分析しました!
2025.01.06
アクリルとポリカーボネート
アクリルとポリカーボネートは、どちらも透明なプラスチック材料ですが、それぞれ異なる特性と用途があります。
ポリカーボネートとアクリルの特性比較
特性 | ポリカーボネート | アクリル |
---|---|---|
強度 | アクリルの約50倍の耐衝撃性を持つ。 防弾材などに使用可能。 | ガラスより割れにくいが、ポリカーボネートには劣る。 |
用途 | カーポート、機械カバー、防弾材、工業用など。 | 看板、ディスプレイケース、建築装飾など。 |
柔軟性 | 柔軟性が高く、割れにくい。曲げ加工にも適している。 | 柔軟性はポリカーボネートより低い。 |
硬度 | 比較的硬度は低く、傷が付いやすい。 | 高硬度で傷が付きにくい。 |
透明度 | 高い透明性(約90%)を持つが、アクリルよりわずかに劣る。 | 非常に高い透明性(約92%)。 |
耐候性 | 紫外線劣化防止加工が必要な場合が多い。 | 自然環境下での耐候性が比較的高い。 |
価格 | アクリルより高価。 | ポリカーボネートより安価。 |
強度と耐衝撃性
ポリカーボネートは非常に優れた耐衝撃性を持ち、アクリルの約50倍の強度を誇ります。
一方で、アクリルはガラスよりも割れにくい特性を持ちながらも、強度の面ではポリカーボネートに劣ります。
ポリカーボネートは柔軟性が高く割れにくいため、カーポートや防災、防盗、防護などの用途に適しています。
一方、アクリルはガラスよりも、傷がつきやすい特性があります。
透明度と光透過率
アクリルは非常に高い透明度を持ち、光透過率が約92%とガラスと同等の透明度を誇ります。
これに対し、ポリカーボネートの光透過率は約86%で、アクリルよりもやや低くなっています。そのため、アクリルはディスプレイや額縁の表面カバーなど、見た目の美しさや透明度が重要な用途に適しています。
また、アクリルは磨くことで光沢を出すことができますが、ポリカーボネートは磨くことができません。
さらに、これらの素材を見分ける方法として、自然光の下で端の部分を確認する方法があります。
ポリカーボネートの端は青みを帯びて見えるのが特徴です。
耐熱性と使用温度
ポリカーボネートは耐熱性に優れており、連続耐熱温度は約130℃と広い温度範囲で使用可能です。
その使用温度範囲は-40℃から120℃に及び、電子レンジや冷蔵庫といった高温や低温の環境での使用に適しています。
一方、アクリルの連続耐熱温度は約80℃で、ポリカーボネートよりも低めです。
アクリルの使用温度範囲は-60℃から80℃までで、低温環境での使用にも対応できますが、高温の用途には適しません。
それぞれの特性に応じて、適切な用途で使い分けることが重要です。
加工性と用途
アクリルは加工性に優れており、切削や接着、穴あけ、曲げなどの作業が容易に行えます。
そのため、ディスプレイや広告用パネル、医療機器、自動車部品など幅広い分野で利用されています。
また、DIY用途でも人気があり、個人でも扱いやすい素材です。
一方、ポリカーボネートは曲げや接着が難しく、加工の自由度が低いため、用途がやや限定されます。
しかし、強度や耐衝撃性に優れているため、カーポートやベランダの屋根材、壁材など、耐久性が求められる場面で活用されています。
それぞれの特徴を生かして適材適所で使用することが重要です。
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